» マラドーナが遂にアルゼンチン代表監督に

マラドーナが遂にアルゼンチン代表監督に就任することが決定的となった。
名選手が名監督には必ずしもならないことは歴史が証明している。
しかし、やはり、彼には期待せずにはいられない。
とにかく、アルゼンチン国内のマラドーナの人気は、私たちの想像をはるかに超えているのだ。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスには、マラドーナを輩出したボカ・ジュニオールスをはじめ、リーベル・プレート、サン・ロレンソ、ウラカンなどのクラブがひしめいている。
中でもボカとリーベルトとの試合はスーペルクラシコと呼ばれ、私たち外人が安全に観戦出来る保証はない程のものだ。
ボカのサポーターはどちらかというと中流以下の家庭が多く庶民的なサポーターが多い。
一方、リーベルのサポーターは上流階級の人が多い。
ボカジュニオールスのホームスタジアム「ラ・ボンボネーラ」に数年前に訪れたことがある。
観客席からピッチまでの距離は凄く近いが、驚くことに防弾ガラスが張り巡らされている。
ラ・ボンボネーラの周りには、黄色と青のチームカラーに彩られたお店がところ狭しと並んでいる。
ここでも目立つのは、マラドーナのグッズ。
ガブリエル・バティストゥータ、カルロス・テベス、アンドレス・メッシとアルゼンチンのスーパースターは沢山いるが、マラドーナに関しては完全に別格な存在なのだ。

マラドーナ氏は、現時点で北京五輪でアルゼンチンを優勝に導いたバティスタ監督とブラウン・コーチから、既に“入閣”の了解を取りつけているらしい。
もともとバティスタ監督が代表監督候補の最右翼とされたこともあって辞退する意向であることが少し前まで報道されていたが、マラドーナ自らが口説き落としたようだ。
今、アルゼンチンは、W杯メキシコ大会を制した“86年世代”の体制が確立されようとしているのだ。
黄金時代復活を願うアルゼンチン国民にとっては、これはもう夢の顔ぶれとなる。
初陣は19日の親善試合のスコットランド戦。
マラドーナは「今の代表は汚れたロールスロイス。きれいにしないと。」と代表チームの再生を誓っている。
トラックバック URL :
カテゴリー:サッカーコラム